人気ブログランキング | 話題のタグを見る

特殊な仮定法(2)

まだモヤモヤが続くので(苦笑)、キムタツ先生お勧めの

「表現のための実践ロイヤル英文法」を買ってきました。

特殊な仮定法(2)_c0034848_18294430.jpg



*******************************************
「表現のための実践ロイヤル英文法」より引用

「過去もそうだったが今も変わらずそうである」という

「変わらない事実」に反することを「もし~なら」と条

件にし、「過去の帰結」を仮定して述べる場合、

条件節には仮定法過去」を使い、帰結節には

<過去形の助動詞 + 完了不定詞>
を使う

ことになる。


If I were a man, I would have fallen in love with her,too.

もし私が男なら、私もまた彼女に恋してしまったことでしょう


★「私が男でない」という事実は過去も現在も変わっていないことであり、

このような事実に反することを条件とする場合、習慣として、条件節には

If I had been a man などの過去完了ではなく、仮定法過去を使う

のがふつうである。


*******************************************



2-2)仮定法過去完了 「もし今~なら、あのとき~だったろうに」

「過去もそうだったが今も変わらず
そうである」という「変わらない事実」に

反することを「もし~なら」と条件にする。


①条件節 ⇒ 動詞 ・・・ 過去形

②帰結節 ⇒ 過去形助動詞 + 過去完了

★①は、「今」 ②は、「過去」の事実に反している


以上、まとめるとこういうことになるのでしょうか。












以前、Asahi Weeklyにキムタツ先生のコーナーで、こんな問題がありました。

If I were you, I  (  ) to our teacher for being late

as soon as I saw him.

① will apologize

② will have apologized

③ would apologize

④ would have apologized


正解は、④です。

私は、”If I were you,”を見て、反射的に③ would apologizeを

選んでしまいました。

帰結節をよく見ると、”I saw him”という「過去」を表す表現に気づけば、

「過去の事実に反する」ということで、④を選ばなければいけないんです

よね。 勉強になりました。


それと”If I were you,”ですが、「ロイヤル英文法」によると、

『”If I were you,”は助言するときの慣用句で、、これを

”If I had been you,”にすると、内容的には過去のこと

になるので、助言というより仮想表現といえる。』


となっていました。


ということで、まだまだ私の中ではこのパターンが脳に定着

していないのですが、何とかこれで終わることにします。

by mickey-go | 2011-02-07 19:12 | 英文法 | Comments(2)

Commented by Kikka at 2011-02-07 23:09 x
私もロイヤル英文法を使いますが、仮定法のページは読むと、「きぃぃぃっ><;;」となってきます(笑)。脳が拒否ってますのでなかなか定着してくれません(涙)。ちょっとややこしい英語の形って、やっぱり繰り返し触れて慣れるしかないんでしょうね。きちんとまとめて頭の中で整理できるだけでもすごいです!
Commented by mickey-go at 2011-02-09 18:16
今回、初めて「ロイヤル英文法」の存在を知ったのですが(苦笑)、
Kikka さんはすでにお持ちだったんですね!

>ちょっとややこしい英語の形って、やっぱり繰り返し触れて慣
れるしかないんでしょうね。

本当に「繰り返すしか」、ないんですよね。 σ(^◇^;))